
7/11にACP(人生会議)の研修会に参加してまいりました。
ところで…
ACPってご存知ですか?
日本医師会のホームページでは
ACP(Advance Care Planning)とは、将来の変化に備え、将来の医療及びケアについて、 本人を主体に、そのご家族や近しい人、医療・ ケアチームが、繰り返し話し合いを行い、本人による意思決定を支援する取り組みのことです。
死期のいかんではなく、最期まで尊厳を尊重した人間の生き方に着目した最適な医療・ケアが行われるべきだという考え方により、厚生労働省は、平成27年3月に「終末期医療」を「人生の最終段階における医療」という表現に改めました。
と解説しておりますが、これでは漠然としていて伝わりづらいですね。
一方で厚生労働省では
「人生会議」とは、もしものときのために、あなたが望む医療やケアについて前もって考え、家族等や医療・ケアチームと繰り返し話し合い、共有する取組のことです。
と説明されております。
・・・ やはり、難解です。
7月11日にその難解さで理解が進んでいないACPを取り扱った研修に参加させて頂きました。
医療者でいうところのリビングウィル(LW)やアドバンスディレクティブ(AD)と類似しており、言うてしまえばDNAR(Do Not AttemptResuscitation)やPOLST(Physician Orders for Life Sustaining Treatment)にも類似。
違いは何?と調べていくうちに一つヒントが確認できました。
ACP(Advance Care Planning)
- ACP:会議、話し合い、価値観の共有のこと。話し合いの決定事項に重きを置くというより、決定へのプロセスが重要とされる。
AD(Advancedirective)
- AD:患者あるいは健常人が作るもの。将来自らが判断能力を失った際に自分に行われる医療行為に対する意向を前もって意思表示すること
LW(Living Will)
- LW:ADの内容と同等で更に終末期の医療についての内容的指示。
POLST(Physician Orders for Life-Sustaining Treatmen)
- POLST:日本臨床倫理学会の日本版が有名である。概念自体の普及、法整備が日本ではまだまだであるのは否めないが、名前の通り、医師が患者や代理人ともに作成した医療行為の指示書である。1年以内に死亡しても驚かない重症・進行性疾患に罹患した患者あるいはフレイル状態にある個人が対象で、患者希望、意思にもとづき、救急隊や医療機関に対しての医師からの指示。
DNAR(Do Not Attempt Resuscitation)
- DNAR:患者本人または患者の利益にかかわる代理者の意思決定をうけて心肺蘇生法をおこなわないこと。ただし,患者ないし代理者へのinformed consentと社会的な患者の医療拒否権の保障が前提となる。
医療関係者目線の説明となってしまっていますが、なんとなくまとまりました。
DNARやADに関してはなんとなく周知されており、その中身も少しは理解されていると思いますが、ACPの内容までに踏み込んだものでは無いので、やはり物足りないというか事足りないことが多いと思います。
自分らしさを自分とその近い人たちと決める。
ある意味では究極の人生の選択なのではないかと思うくらいの人生のテーマ。
そのくらい大切な事を決めること。
むしろ、今まで様々な理由があり決めて来ていなかったのです。
このブログを参照して頂いている方はそんなに多数いらっしゃる訳ではございませんが、ACPをご存知の方はどのくらいいらっしゃるでしょう?
私達のステーションは精神疾患が得意としているように、現在は終末期の方はいらっしゃいませんし、それに準ずる方もいらっしゃいません。なので、ACPを活用する機会は無いかなと思えましたが、自分自身の生き方を自分やその周囲の方と決めるといった行為は、私達訪問看護ステーションひまわりの日常で往々として行われている訪問看護の行為そのものだとも感じました。
烏滸がましいかもしれませんが、ご本人の望む自分や成りたい自分。
現実目標や達成目標を標榜する行為そのものやサポートがACPなのかもしれないと感じた研修でした。
でも、いざ自分の事となるとACPのような事の決定や選択は非常に難しいかもしれませんね









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